グーグル・クローム、日本語検索文字列入力時のストレス
- 310kohei
- 2022年5月17日
- 読了時間: 2分
パソコン(Windows 11)のブラウザにグーグル・クローム(google chrome)を使用し、日本語文字列で検索をするとき、キー入力から検索までのプロセスで、意図するキーワードが検索できずストレスが溜まっている方は、私以外にも多いのではないでしょうか?
ストレスとは、検索文字列入力時、マウスのカーソルで、表示される検索候補を選択すると、期待している動作(検索候補の選択)と異なる動作をすることです。
期待している動作と異なるとは?
<図1>のように検索時(2月の確定申告作成時に本記事を作成しましたので、国税庁の "確定申告等作成コーナー" にアクセスする時を例とした)、ローマ字変換で、"かくてい" と入力すると、検索候補が表示されます。探したいサイトが候補にありましたので、マウスのカーソルを確定申告作成コーナーの上に移動させ、右クリックすると予想しないサイトにジャンプ、または入力文字列が消去されます。このことが期待している動作と異なる動作で、このことを繰り返すとストレスが溜まります。

何とかならないか調べてみました。解決策は見つからず、原因は、クロームとWindows 11のIME(日本語変換プログラム)のソフトがキーボード/マウスを管理状態(アクセス権)と表示内容が属するソフトの関係に原因があると推定するに至りました。
解決方法は見つからず、操作時に入力文字列の状態に注意して操作をすることによりこの問題が発生しなくなります。
グーグル、マイクロソフトが何らかの解決をしてくれることを望んでやみません。
注意事項は、IMEの入力文字列の管理状態です。<図1>の状態では、入力文字列の下に波下線が付いています。この状態は、IMEが次の文字列変換指令を待っています。例えば、キーボードのスペース入力により変換候補の表示、およびその他の操作指示です。一方、"かくてい" の文字列の下に表示されている "候補、確定申告、・・・・・、確定申告 時期" までの候補は、クロームが入力文字列を先行処理して(たぶん・・・)表示したものです。
従って、この時のキーボード、およびマウスの入力はIMEによって処理されます。IMEにとってはクロームの変換候補表示は認識しておらず、クロームが認識できる範囲操作が選択されることとなります。
従って、注意することは、入力文字列の状態、ここでは波下線を点線下線、または下線なしの状態にしてから(スペース、リターンキー、マウスのカーソルと "かくてい" と同じ行位置に移動させ右クリックする)、マウスのカーソルを候補の上に移動させ右クリックをすることにあります。
本情報がみなさまのストレスの解決にお役に立てば幸いです。
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