Optical Museum訪問記(イェーナ市内見学編)
- 310kohei
- 2017年11月1日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年5月2日

2017年6月末、 ドイツの小都市イェーナ(Jena)を訪れた。ドイツの中央からやや東寄り、ゲーテ街道(フランクフルトからライプツィヒに至る全長約400Kmにおよぶ街道)と呼ばれる観光街道上に位置する小都市である。Wikipediaでは、イェーナを以下のように紹介している。ドイツのテューリンゲン州(チューリンゲン州)の都市。イエナと表記されることもある。人口10万。ヴァイマル(ワイマール)から列車で15分ほどの距離にある。フリードリヒ・シラー大学イェーナ(通称:イェーナ大学)を擁する歴史の古い大学町であることや、精密機械メイカーのカール・ツァイスがここで創業したこと、1806年にナポレオン戦争の戦いのひとつであるイエナ・アウエルシュタットの戦い(プロイセン軍対フランス軍)が近郊のコスペダで行われたことなどで知られる。

ワイマールを午後の早い時間まで見学したのち、イェーナまでを街道沿いの景色を楽しみながらレンタカーで移動する予定であったが、あいにくの雨で視界が悪く景色を楽しめる状況でなかったうえ、工事中の迂回案内が次々と現れカーナビのガイドを頼りに、なんとかイェーナの予約ホテルに到着した。
ホテルは、街の中心街のはずれのHotel Schwart Bär(黒い熊、地図のピン①)、古いがしっかりした天井が高い建物であった。ホテルの裏側の駐車場に車を止め、荷物を持って裏口から入ると長い廊下がありその両側には厨房・会議室・ホール等々がいくつか並び、レセプション・その近くの広い階段・ロビーの部屋はかなり歴史を感じさせるものであった。 ホテルのホームいページの説明では、15世紀からホテル・レストランの営業を開始した歴史があるようでした。

ちなみに、一泊朝食付きで85.00€でした。

今回のイェーナ訪問の主目的は、Optical Museumの見学でした。イェーナの市内見学は、地図のピン②から⑦の見学も予定していました。ホテルのそばがプラネタリウムということもあり、到着日は市内の下見とプラネタリウムおプログラム見学としました。


市内はいたるところに校舎をはじめとうる大学の建物が点在し、それも多くは歴史を感じさせる建物でした。

プラネタリウムは、ホテルの前の道路を少し上ったところで、イェーナ植物園と図書館の間の小道を進むと左手にありました。 18:00からの50分間のプログラムを見ました。 プラネタリウムの番組は、”Die Entdeckung des Weltalls” 宇宙の発見という約50分のものでした。 チケットの裏面はOptical Museumの10%の割引券となっていました。


その晩、ホテルで飲んだビールは、ラーデベルガー(Radeberger)、ドイツの旅行の楽しみの一つに訪問先のローカルビールを飲むことである。
残念ながら、ラーデベルガーは、ローカルビールというより全国区のビールではあるが、旅先で飲むビールは美味しい。

翌日は、アッベ廟に行くためにランドマークである円筒高層ビルのショッピングモールを抜けようとする、プラネタリウムの投影機が展示されていました。さすが、光学の都市と感心する次第です。

アッベ廟(Ernst Abbe Memorial)は、ショッピングモールを出て小道を横切ると目の前に現れます。ちょうどショッピングモールからOptical Museumへ行く途中の小さな緑地に建てられていました。2か所の入り口はガラスドアで完全に遮蔽されており、残念ながら胸像に近づくことはできませんでした。


アッベ廟からやや傾斜のある坂道を少し上ると、左手にOptical Museum Jena(光学博物館)が見えます。博物館の訪問記事は続編にて詳しく記載をさせていただきます。

数時間のOptical Museum見学の後、坂を下り10分程度歩くとSchaller Gartenhauseと天文台が並んでいました。天文台は、公開されてはいないようで、塀越しに望遠鏡と建物を外から見たのみです。 Schaller Gartenhauseは、Shallerの住んでいた様子を垣間見ることが展示と裏庭の散策をすることができます。


おおよそ6時間にわたる見学を終了して、ホテルに戻り次の目的地であるライプツィヒに向かいました。
これでイェーナ市内観光レポートを終了します。
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